ホンダのコンパクトミニバン「フリードプラス」は、広い室内空間と使い勝手の良さから人気の車種です。しかし、購入を検討する際には「本当に満足できるのか」「後悔しないか」といった不安を感じる方も多いでしょう。このページでは、フリードプラスの魅力と、ユーザーから寄せられた後悔の声を整理し、購入判断の参考となる情報をお届けします。

フリードプラスは買って後悔する?デメリットまとめ

フリードプラスは、コンパクトな車体ながら広い室内空間と使い勝手の良さが魅力のミニバンです。しかし、エンジンパワーの不足感、乗車人数が多いときの窮屈さ、足回りの硬さなど、一部のユーザーが不満を感じるポイントもあります。購入前に、自分のライフスタイルや好みとの相性を見極めることが大切です。

なお、こちらではカービューの記事を参考にまとめました。

元記事(なぜかステップワゴンのカテゴリでフリードプラスの質問をしている)を見たい方は以下にリンクを出していますので参照してください。

https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/honda/step_wagon/chiebukuro/detail/2/?qid=10288993240

フリードプラスで後悔したユーザーの声

フリードプラスのユーザーからは、「走行中のエンジン音が大きい」「加速時にパワー不足を感じる」「2列目シートは大人3人で窮屈」「足回りが硬く、突き上げが気になる」などの声が寄せられています。また、「同型車が多くて被りやすい」「ハイブリッド車を選べば良かった」といった意見もあります。

エンジン音の大きさとパワー不足感

「走行中のエンジン音が大きく感じる」「加速時にもっとパワーが欲しい」といった声が寄せられています。特に、アクセルを踏み込むとエンジン音が大きくなり、車内で会話しづらいとの指摘がありました。

乗車人数が多いときの窮屈さ

2列目シートは成人男性3人でも窮屈に感じることがあるようです。大柄な方が多いファミリーの場合、同乗者の快適性は物足りないかもしれません。

足回りの硬さと突き上げ

足回りが硬めにセッティングされており、悪路での突き上げを感じやすいとの声も。また、段差乗り越え時の突き上げの大きさを指摘する声もありました。乗り心地重視の方は、試乗して確かめることをおすすめします。

被りやすさへの不満

フリードプラスは人気車種だけに、「周りと色や形が被ってしまう」とのユーザー声も。マイナーチェンジを繰り返しているため、なおさらその傾向が強いようです。

ガソリン車への後悔

「燃費の良いハイブリッド車のフリードプラスを選べば良かった」というガソリン車ユーザーの後悔の声も見られました。ハイブリッド車とのランニングコストの差が、後になって気になるようです。

どんな人がフリードプラスを選ぶと後悔しやすい?

大人数を頻繁に乗せる必要がある方、パワフルな走りを求める方、乗り心地の良さにこだわる方、オフロード走行する機会が多い方、他人と被るのが極端に嫌いな方は、フリードプラスを選ぶと後悔しやすいかもしれません。自分のニーズに合った車選びが大切です。

大人数を乗せる機会が多い

7人や8人など大人数を頻繁に乗せる必要がある場合は、より大きなミニバンの選択肢も検討しましょう。3列シート採用車のフリードや他社の3ナンバーミニバンなどがおすすめです。

力強い走りを求めている

登坂や合流時の力強い加速、高速道路での余裕あるパワーを求めるなら、2Lクラス以上のエンジンを積むミニバンがおすすめ。ステップワゴンやヴォクシーなどのクラスが候補になります。

乗り心地の良さにこだわりがある

フリードプラスに不満を感じるユーザーの中には、乗り心地の硬さを指摘する声もありました。路面の凹凸をしっかり拾うような乗り味が苦手なら、他のミニバンも試乗して比べてみましょう。

オフロード走行する機会が多い

林道や砂利道、雪道などを走る機会が多いなら、SUVタイプのミニバンがおすすめ。フリードプラスは悪路での突き上げが大きいとの声が複数見られました。

他人と被るのが嫌い

フリードプラスは5ナンバーミニバンの中でも群を抜く人気車種で、「街中でよく見かける」というユーザーの声が多数。被るのが極端に嫌なら、他車種も検討してみると良いでしょう。

フリードプラスの概要

フリードプラスは、全長4,350mm、全幅1,695mm、全高1,710mmのコンパクトミニバンです。1.5Lの直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、2WDと4WDがラインナップ。価格帯は235万円~321万円(税込)となっています。フリードの5人乗り版で、3列目シートを省いた分、広大なラゲッジスペースを確保しています。

基本スペック

フリードプラスは全長4,350mm、全幅1,695mm、全高1,710mmのコンパクトミニバンです。1.5Lの直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、2WD4WDともにCVT車となっています。価格帯は235万円~321万円(税込)です。

フリードとの違い

フリードプラスは、7人乗りまたは6人乗りのフリードに対し、5人乗りに特化したモデルです。3列目シートを省略した分、広大なラゲッジスペースを確保。普段使いに加え、レジャーなど荷物が多い用途にも対応します。

フリードプラスのメリット

フリードプラスは、コンパクトな車体サイズながら広々とした室内空間と使い勝手の良さが魅力です。ラゲッジスペースは最大884Lと大容量。また、優れた燃費性能、小回りの効く取り回しの良さ、Honda SENSINGを全グレードに標準装備した高い安全性も大きな強みと言えます。

広い室内空間と使い勝手

フリードプラスは、コンパクトな車体ながら室内空間は広々としています。特に、ラゲッジスペースは最大884Lを確保。大きな荷物もらくらく積み込めます。また、Honda SENSINGを全グレードに標準装備し、高い安全性を実現しています。

優れた燃費性能

WLTCモード燃費は2WDが19.2km/L、4WDが18.0km/Lと優れた燃費性能を発揮。ガソリン車としては低燃費で、経済的に使えます。また、アイドリングストップ機能も全グレードに標準装備しています。

取り回しの良さ

全長4,350mmのコンパクトボディながら、広い室内と使い勝手を両立したフリードプラス。最小回転半径は5.2mで、狭い道でも小回りが効きます。運転のしやすさと、小柄な方でも運転しやすいポジションを実現しています。

安全装備と運転支援機能

フリードプラスには、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリングなどHonda SENSINGが全グレードに標準装備。さらに、先行車発進お知らせ機能やオートハイビームなども備え、安心快適な運転をサポートします。

フリードプラスと同クラスの他車種との比較

トヨタ シエンタは、サイズ感や室内空間の広さがフリードプラスと同等ですが、エンジンパワーでは劣ります。日産 セレナは車内の広さと使い勝手に優れた3ナンバーミニバンで、価格は高めです。三菱 デリカD:2は、SUVテイストを加えたスタイリッシュなデザインと、ターボエンジンによる走りの楽しさが特徴です。

トヨタ シエンタ

シエンタは「使い勝手」と「燃費の良さ」を前面に押し出したコンパクトミニバン。サイズ感はフリードプラスと同等で、車内空間の広さも同等レベル。エンジンはフリードプラスより小排気量の1.5Lで、走行性能は物足りなく感じるかもしれません。

日産 セレナ

セレナは一回り大きな3ナンバーミニバンで、車内の広さと使い勝手の良さが魅力。特に「プロパイロット」と呼ばれる運転支援機能の高さが際立ちます。価格はフリードプラスより高めですが、ファミリーユースでは満足度の高い1台と言えそうです。

三菱 デリカD:2

デリカD:2はSUVテイストを取り入れた個性派コンパクトミニバン。全高1,540mmのローフォルムボディは、フリードプラスより車高が低く、スタイリッシュな外観が特徴です。エンジンは1.2Lと小排気量ながら、ターボの採用で走りの楽しさも演出しています。

まとめ

フリードプラスは、コンパクトな車体でありながら広い室内と使い勝手、優れた燃費性能を兼ね備えた魅力的なミニバンです。一方で、エンジンのパワー不足感、乗車人数が多いときの窮屈さ、足回りの硬さなど、一部ユーザーが不満に感じるポイントもあるのが事実。とりわけ、大人数での移動が多い、力強い走りを好む、乗り心地にこだわる、といったユーザーは、別の選択肢も検討した方が賢明かもしれません。

後悔しない車選びのポイントは、実際に見て、触って、乗ること。カタログスペックを見るだけでなく、販売店での現車確認と試乗を欠かさずに。また、ユーザーレビューもしっかりチェックし、所有者目線のリアルな評価を探ることも重要です。最後は自分の目と体で、フリードプラスとの相性を見極めましょう。

管理人より

フリードプラスは、後方スペースの自由度が高くて、アウトドアなど趣味で車を使う人には結構嬉しい車ではあります。

さすがにこの特性を知らずに購入するという場面はないと思いますが、思ったよりも使い勝手が悪い場合や、そもそもそんな使う用事が無かったなどの不満点があるのかもしれません。

今後迎える介護需要で結構役立つ車なので、親の世話をするような方には良い車です。

こういった日常で使う車はわざわざ新車で買う必要はないですが、中古で割安なものがあれば結構つぶしがきいて便利なのでおすすめします。