スバルの人気ステーションワゴン「レヴォーグ」は、スタイリッシュなデザインと優れた走行性能で多くのファンを獲得しています。しかし、価格や燃費、不具合などの点で後悔する人も少なくありません。本記事では、レヴォーグの魅力と欠点を詳しく解説し、購入前の参考にしていただきます。

    レヴォーグを買って後悔する可能性のある点

    レヴォーグは魅力的な車ですが、価格の高さ、燃費の悪さ、不具合の多さなど、いくつかの欠点が指摘されています。これらの点について、さらに詳しく見ていきましょう。

    なお、こちらではヤフー系の車掲示板カービューの記事を参考にしています。

    元記事を見たい方は以下にリンクを出しますので、それぞれ参照してください。

    価格の高さ

    レヴォーグは同クラスの他車と比べて価格が高く、特にオプション装備を付けると400万円を超えることもあります。また、ターボエンジンを搭載しているため、維持費も割高となる傾向があります。

    車両価格

    レヴォーグの車両価格は、同クラスの他車と比べて高めに設定されています。特にトップグレードのSTI Sport EXは400万円を超え、他車と比べて100万円以上高くなることもあります。

    オプション装備による価格上昇

    レヴォーグにはアイサイトXやナビゲーションシステムなど、魅力的なオプション装備が用意されていますが、これらを付けると価格がさらに上昇します。アイサイトXを選択した場合、38.5万円の追加費用が必要となり、車両価格を大きく押し上げる要因となっています。

    維持費の高さ

    レヴォーグは車両価格が高いだけでなく、維持費も割高となる傾向があります。ターボエンジンを搭載しているため、エンジンオイルの交換頻度が高く、交換費用もかさみます。また、タイヤも高性能なものが必要で、交換コストが他車より高くなる可能性があります。

    燃費の悪さ

    レヴォーグは1.8L直噴ターボエンジンとAWDの組み合わせにより、力強い走りを実現していますが、燃費は良くありません。カタログ値でも13.6km/L(1.8Lターボ車)、11.0km/L(2.4Lターボ車)と、同クラスの他車に比べて低く、実燃費はさらに下回ることが多いようです。

    ターボエンジンとAWDの影響

    レヴォーグは1.8L直噴ターボエンジンと全輪駆動(AWD)の組み合わせにより、力強い走りを実現していますが、その反面、燃費は決して良いとは言えません。ターボエンジンは高出力を発揮する一方で、燃料消費量が多くなる傾向があり、AWDも駆動ロスによる燃費の悪化を招きます。

    カタログ燃費と実燃費の乖離

    カタログ値では13.6km/L(1.8Lターボ車)、11.0km/L(2.4Lターボ車)となっていますが、実際の燃費はこれを下回ることが多いようです。特に市街地での走行では、10km/L前後の燃費しか出ないとの報告もあり、燃料代がかさむことを覚悟しておく必要があります。

    不具合の多さ

    レヴォーグでは電動パーキングブレーキの不具合が多く報告されており、納車後まもなく故障するケースもあります。また、電気系統のトラブルも比較的多く、エンジンやCVTトランスミッションの不調も一部で報告されています。ただし、これらの不具合はケースバイケースであり、すべてのレヴォーグに当てはまるわけではありません。

    電動パーキングブレーキの故障

    レヴォーグでは電動パーキングブレーキの不具合が多く報告されており、納車後まもなく故障するケースもあります。パーキングブレーキが作動しなくなったり、解除できなくなったりするトラブルが発生しており、修理に時間がかかることもあるようです。

    電気系統のトラブル

    レヴォーグでは電気系統のトラブルも比較的多く、バッテリーの早期劣化やエアコンの不調などが報告されています。また、ナビゲーションシステムやオーディオ、パワーウィンドウなどの電装品に関する不具合も見られ、修理費用がかさむケースもあるようです。

    エンジンやトランスミッションの不調

    レヴォーグのエンジンやCVTトランスミッションに関する不調も一部で報告されています。エンジンの振動や異音、CVTの滑りや故障などが発生しており、高額な修理費用を要することもあります。ただし、これらの不具合はケースバイケースであり、すべてのレヴォーグに当てはまるわけではありません。

    レヴォーグの魅力的な点

    レヴォーグには欠点もありますが、魅力的な点も数多くあります。走行性能の高さ、快適な乗り心地、広く使い勝手の良いラゲッジスペースなどが特に優れています。

    走行性能の高さ

    レヴォーグは水平対向エンジンとAWDの組み合わせにより、安定感のある走りを実現しています。低重心設計とリニアなトルク特性により、コーナリング時の車体の傾きが少なく、高速走行時の直進安定性も抜群です。

    快適な乗り心地

    レヴォーグはサスペンションのセッティングが絶妙で、凹凸の多い日本の道路でも上質な乗り心地を提供します。また、高い静粛性により車内の会話や音楽を楽しむこともでき、ロングドライブでも疲れにくいのが特徴です。

    広く使い勝手の良いラゲッジスペース

    レヴォーグのラゲッジスペースは容量が大きく、ゴルフバッグやキャンプ用品などの大きな荷物も楽々積み込めます。また、後部座席を倒せば長尺物の積載も可能で、使い勝手の良さは抜群です。

    レヴォーグが向いている人、向いていない人

    レヴォーグは万人向けの車ではありませんが、特定のニーズを持つ人には最適な選択肢となります。一方で、車選びの優先事項によってはレヴォーグが不向きなケースもあります。

    向いている人

    レヴォーグは、スポーティな走りを好む人、アウトドアレジャーを楽しむ人、ステーションワゴンスタイルが好きな人に特におすすめです。パワフルなエンジンと安定した走行性能により、ドライビングを存分に楽しむことができます。

    向いていない人

    一方で、燃費重視の人、価格を最優先する人、小回りの利く車を求める人にはレヴォーグは不向きかもしれません。ターボエンジンとAWDの組み合わせによる低燃費や、同クラスの他車と比べて割高な価格設定、全長4,755mmの大きなボディサイズなどがネックとなります。

    まとめ

    レヴォーグは魅力と欠点を兼ね備えた車であり、購入前によく検討する必要があります。価格や燃費、不具合の可能性など、後悔につながりかねない点もありますが、走行性能や乗り心地、ラゲッジスペースの使い勝手などは非常に優れています。

    試乗などで実際の車を見て触れ、スペックを確認したうえで、自分の優先事項に合うかどうかを見極めることが大切です。レヴォーグの長所と短所を理解し、自分に合った選択をすれば、きっと満足のいく車ライフを送ることができるでしょう。