車ローン400万は月々いくらまで

こちらでは、車ローンの月々支払いと頭金、そして年収から見る支払い状況、ワンランク上の車購入方法について詳しく解説しています。

車ローン【400万】月々支払い額

車を買うことを考えたとき、やはり欲しい車を手に入れるのが最高です。でも、車を購入してからの維持費用もかなりの額になります。だから、車を買う前に、毎年や毎月どれくらいのお金を車に使えるのかをしっかり考える必要があります。

車ローンを組むときには、いくつか大事なポイントがあります。それは「借りる金額」、「金利」、そして「支払い期間や回数」です。これらはすべてローンの条件によって変わってくるので、一概には言えませんが、ここでは一般的な条件についてお話ししましょう。

「借りる金額」という点では、頭金の設定が大切です。頭金とは、車を購入する際に最初に支払う金額のことです。頭金を多くすることで、借り入れる金額を減らし、その結果、金利による負担や毎月の返済額を少なくすることができます。ですから、車を買う際には、頭金をいくらにするかを慎重に考えることが大切です。

車を買うとき、頭金を用意できるといいですが、できない場合もありますよね。特にローンを利用するときは、そういう状況の人も多いです。

だから、頭金がある場合とない場合、両方について話をします。

頭金がある場合とない場合では、月々の支払いに差が出ます。特に利息の部分で違いが出てくるので、もし月々の支払いが高く感じるなら、できるだけ頭金を用意するのがおすすめです。たとえ1割だけでも、頭金を準備することで、月々の負担を少しでも軽くできます。

ローン金額以外の条件については次のような形で計算します。

• 頭金を設定する場合：ローン金額の２割
• 金利：年3.5％、複利
• 支払い回数：5年（60回払い）
• ボーナス払いなし、月末返済
• 元利均等返済（支払い額が一定になる払い方）
• 返済開始は1ヶ月後、元金据え置き期間なし
• 端数は切り捨て、最終返済額の差は無視

※計算詳細や端数処理は各金融機関によって異なる場合があるため目安として利用推奨、keisan.casioにてシミュレーション

ちょっとした計算をした場合には「○○万円」などで数字をまとめていないので、表記がごちゃごちゃして少し見づらいかもしれませんが許してください。

では、車の金額別に月々のローン支払い額と頭金についてみていきましょう。

400万円の車：月々のローン支払い額と頭金

400万円の車をローンで購入した場合に、月々の支払いは72,766円で、金額で見るとなかなか安くないというのが正直な感想です。

車維持費を追加すれば、月々の支払金額は10万円を超えることになるので、収支のバランスを計算することは重要です。

なお、頭金有無による総支払額の差は873,180円ですが、ここから頭金の額80万円を引いて月々の利息負担差は1219.6円です。

年収から見るローン支払い許容額

年収に基づくローンの許容額を考えるとき、月々の収支をもとに考えると分かりやすくなります。つまり、毎月どれくらいの金額をローンの支払いに充てることができるのかを見極めることが重要です。もし、この計画が立たない場合は、ローンを利用して車を購入するのは避けた方が良いと言えます。

ここで、年収400万円の例を見てみましょう。

年収400万円で200万円のローンを組む場合

年収400万円で200万円のローンを組む場合には、金利や支払い期間は次のような例で説明します。

この条件では、総額で約250万円支払うことになり、均等的に払うとしたら乱暴な計算ですが、月間4万5千円ほどの支出です。

次に年収400万円の方が使えるお金について考えます。

年収400万円で月間使えるお金

次に年収400万円の方が月間に使えるお金を計算してみると、次のような状況になります。

先ほどのローン返済は月間4万5千円ほどでしたから、給料の2割ほどを5年間支払い続けるわけです。

車が娯楽、趣味というならばよいとして、そうでないならこの金額はとても安いとはいえませんよね。

ここで金額についてみてもらったのは、月間の予算で考えるとこれほど厳しいということになります。

車維持費などを考えるとさらに厳しい

先ほど計算したのは年収400万円の人がローンの支払いに月間4万5千円掛かるということでした。

月々のローン支払いに車のメンテナンス費用や車検、駐車場や燃料代が掛かりますので、場合によっては車関連の支払いは3割ほどまで負担が増えると考えるべきです。

車の維持費については大雑把に年間40万円から60万円前後かかります。

年収400万円の人が車のローンで月に4万5千円支払う場合、その上で車の維持費も考慮する必要があります。維持費は大まかに年間40万円から60万円かかり、これは種類によって変わります。平均すると年間50万円、つまり月に約4万1千円が車の維持にかかります。ローンと維持費を合わせると月間約8万6千円になります。

年収400万円の場合、手取りで月30万円以下と考えられるので、約1/3のお金を車に使うことになり、これは5年間続けるとかなりの負担です。

この計算から、車を持つことがどれだけ厳しいかが分かります。車を買わない選択もありますが、もし車を買うなら、失敗しないように慎重に選ぶことが大切です。一括で現金で購入できる場合はまだしも、ローンを利用する場合は、しっかりと返済計画を立てないと、車を手放さざるを得なくなるかもしれません。

予算別：代表的な車の例：新車と中古

年収400万円であれば買える車の幅はかなり広いのが特徴で、無難に買おうと思えば200万円台の車を買えますし、少し頑張れば300万台の車が買えます。

予算300万円はちょっと背伸びしすぎているような気がしますし、グレードオプションなどによって変わってきますから目安としてみてください。

トヨタアルファードやトヨタヴェルファイアなどの大型ミニバンは新車で買うとなると、予算300万円でもちょっと厳しく、中古車でもそれなりの妥協が必要になります。

ここで新車価格300万円級の車を買うなら中古車で探すのが賢明です。

年収400万円で選ぶべき車ランク

車が本当に好きだったり、どうしても必要な場合でも、予算300万円でアルファードやヴェルファイアなどの高級ミニバンを中古で手に入れることは可能ですが、維持費の面で考えるとちょっと厳しいかもしれません。

そこで、年収400万円程度の予算を考えている場合、中古車ではヴォクシーやノア、セレナ、ステップワゴンといった中型ミニバンが選ぶべき車種として挙げられます。

新車を考えるならば、同じく年収400万円の予算でエコカーのアクアや、少し予算を超えるかもしれませんがプリウスが適しているでしょう。

中古車を選ぶ際には、いくつか比較検討することが大切です。たとえ調べた中で一番条件の良い中古車を選んだとしても、後からもっと条件の良い、しかも安い車が見つかることも珍しくありません。これからもっと良い中古車を見つけるコツは、できるだけ多くの車を比較することにあります。情報を広く集めることで、より良い条件の中古車を見つけるチャンスが広がります。

比較できる中古車情報を増やす方法

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実は流通段階の車が残りの7割もあるのです！

でも実はこの非公開車両の情報、部分的に知ることができるとしたら中古車選びに役立ちますよね。

業者ではありませんから全部を見ることはできませんが、指定した一部を見ることは可能ですので、中古車情報の比較で他の人よりも有利に立てます。

もし、あなたが限られた予算でよい車を探しているならば、非公開車両の情報も含む、中古車検索サービスを利用するようにしてくださいね。

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年収400万円の車ローン

年収400万円で車ローンを組む際に注意すべき点は、高金利のローンを選んでしまうことです。まずは低金利のローンを探してみることが大切です。

私が持っているデータによると、車ローンの仮審査の通過率は約4割ですが、これには通らないようなケースやいたずら申し込みも含まれています。実際の通過率はこれを除くと5割以上になると考えられます。

年収400万円の方は、収入に関する条件を満たしていると思われるので、他の条件に問題がなければ融資を受けやすいはずです。ただし、他の借り入れの状況や勤務先など、個人の状況によっては異なるので、まずは自分の年収と現在の借金の状況を確認し、それからローンの審査に申し込むことがおすすめです。

また、無駄に高い利息を払う必要はありません。手続きをするかどうかで損をしないよう、低金利のローンをしっかりと探し、賢いローン選びをしましょう。このように、事前にしっかりと情報を収集し、計画的にローン申し込みを行うことが、車購入の際の財務負担を減らす鍵となります。

ワンランク上の車を買う方法

車を買うとき、年収と車代金を比較してみたら、「自分の収入だと軽自動車しか買えないかも…」と感じることもあるかもしれません。でも大切なのは、どうやって支出を減らすかです。

頭金をどうするかという話もしましたが、実は、買う車の種類を変える、つまり予算内でより良い車を選ぶ方法もあります。

この場合、「年収で考えたら納得いく車が買えない」と感じたら、その車にこだわらず、もう少しグレードの高い車を目指す方法を考えてみましょう。

ワンランク上の車を買う方法

ワンランク上の車を買う方法は次の３つです。

中古車を選ぶとき、予算を基準にすると、その予算に見合った車を見つけることができます。現金で車を買うことによって、出費を減らし、毎月の支払いを軽減することが可能になります。

車を持つことは、その保有と使用にお金がかかることを前提としていますから、毎月の支払いを考えずに車を買うことは避けるべきです。でも、毎月の支払いを減らす工夫をすれば、もっといい車を目指せるかもしれません。

たとえ年収が300万円でも、現金一括払いができる、または頭金を用意できる場合、外車を選ぶのも悪くありません。もちろん、何かあって部品を交換する必要があると、費用はかさみますが、一般的な外車の場合、昔に比べて維持費が高いわけではなくなっています。

つまり、車をどれだけ安くできるか、どれだけ現金を用意できるかによって、毎月の支払いが変わり、それによって選べる車も変わってくるというわけです。

車を持っている方は下取りの見直し必須

ローンで車を買うことを考えている人は多く、すぐに大きな金額を用意できないことも珍しくありません。このような時、自分の今の車の下取り価格を再考することが大切です。

現在乗っている車が古いからと言って、すぐに低い下取り価格を受け入れる必要はありません。特に、もう少し良い車に乗り換えたい場合は、下取り価格の見直しが必要です。

一般的に「査定額」と聞くと、車の価値を示す金額と考えがちですが、実際にはそれは車買取業者があなたの車を買う時に出す金額です。ですから、下取りをする前には、その査定額をしっかりと確認し、できるだけ高い価格を引き出すことが重要です。

査定業者を争わせるという方法で下取りの見直しができますので、少しでも有利に車を買いたい方は今ある車で頭金を作ってください。

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新車を探す前に新古車を探してみる

もちろん、新車であることは色やグレードが選べるなどよいこともありますが、特別にこだわりもないのに値引きをしたい、でも新車が良い、というのはどちらかにするだけで相当気持ちよく考えられますので、中古車になったばかりの車、通称「新古車」を探してみてはいかがでしょうか。

オススメの探し方については、実際にやってみた画面がありますので、参考にしてみてください。

300万円の予算でもアルファードやヴェルファイア、エルグランドを購入しようとすると、やはり中古車から選ぶことになりますので、新古車にあわせて中古車選びに役立ててください。

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