こちらでは、アルファードの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。

アルファードの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。

※本ページにおけるアルファードの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/alphard/」より引用しております

アルファード【人気・不人気の色】まる分かりランキング

アルファードの色で悩む人向け【人気色ランキングを2995台調査したら偏りすぎ!】:サムネイル

アルファード車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。

順位流通比率価格倍率
1パール55.4%1.01
2ブラック43.4%0.99
3グレー0.4%0.88
4ブラウン0.2%1.04
5レッド0.2%1.11
6パール20.1%1.13
7ホワイト0.1%0.83
8ワインレッド0.1%1.18
9ガンメタ0.0%※1.18
10ダークブルー0.0%※0.73

表のアルファード中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。

  • 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
  • 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
  • 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
  • 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「2995」車両を調査
  • 調査対象グレードは「S Cパッケージ」
  • ※「ガンメタ」「ダークブルー」は表示上切り捨てているために0%ではない

上にあるアルファード車体色の人気ランキング表を見た方は、すでにこのページのテーマについて答えを得ているはずです。

そう、アルファードの車体色は「パール」と「ブラック」で98.8%のシェアという尋常じゃない偏りを確認しています。

これはアルファードを購入する方が賢いからだと思いますが、下取りで有利なのはこの2色だからでしょう。

とはいえ、価格倍率を見ると珍しい色が1.1倍以上をたたき出している点を見ると、そちらを買った方が良いのでは無いか?と考えてしまいます。

ただ、これはちょっとした冒険になってしまうので、運良く高く売れれば良いですが、そうでない場合においてアルファードは車体価格がおおむね400万円超と高めなので、失敗したときのダメージが大きいです。

何よりあまり派手な色のアルファードを下取り相場目的で乗るというのも少し物好きでないと難しいかもしれません。

以上の点から、アルファードを購入する場合には最も無難な選択として「パール」か「ブラック」から選ぶことをおすすめします。

次にアルファードの車体色について少し具体的に見てきます。

ホワイトパールクリスタルシャイン

トヨタ アルファード - ホワイトパールクリスタルシャイン

パール系といえば基本色である「ホワイトパールクリスタルシャイン」はまず押さえておきたいところです。

アルファードの車体色について人気を市場シェアによって表で見ましたが、パールとブラックという高級志向の無難な色が98.8%を占めていましたね。

その中でも最も無難なパール色が「ホワイトパールクリスタルシャイン」といえます。

実はアルファードのパール色はブラック系も含めて3つあるので、意外に選択の幅があるのかもしれませんし、その点でほとんどの色がこれらの色に集中している要因ともいえます。

なお、「ホワイトパールクリスタルシャイン」は車体色の選択でメーカーオプションが33000円発生しますので、下取り相場を考慮する場合にはこの支出増も検討してください。

ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク

トヨタ アルファード - ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク

アルファードのパール色で変化球ともいえる「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」です。

とにかく名前が長くてよく分かりづらい!ガラスフレークということはラメ系のパールのような色であることを表しているのでしょうか。

正直言って、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」のいずれを選んだら良いのか疑問になりますよね。

自家用車で遊び心がほしい方は「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」を選ぶと良いのかと思います。

逆に下取り相場を重視したい方は無難な選択として「ホワイトパールクリスタルシャイン」がおすすめでしょう。

なお、「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」はパール系の車体色なので、別途メーカーオプションとして33000円が追加で必要です。

スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

トヨタ アルファード - スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

アルファードの黒系パール色は「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」です。

ある意味でパールとブラックの折衷案になる「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」は究極の妥協的選択なのかもしれません。

次に「ブラック」について説明していますが、その色と「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を比べると、後者が若干紺色寄りの車体色であり、その点で好みが分かれそうです。

なお、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」についてもパール系なのでメーカーオプションが別途33000円掛かります。

ブラック

トヨタ アルファード - ブラック

こちらで説明しているアルファードの車体色で唯一パール系でないのは「ブラック」とシンプルな車体色です。

「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」と比べると「ブラック」が濃い黒であることがよく分かります。

黒は汚れが目立ちやすいため、定期的な洗車をすることが求められますが、その分存在感が大きく主張出来るために、アルファードのみならず高級志向の自動車で人気がある車体色ですね。

個々で説明している他のパール色とは異なり、「ブラック」はメーカーオプション扱いになりませんので、少しですが相対的に節約出来たとも考えられます。

アルファードの色選びは「パール」「ブラック」系統がおすすめ!

正直言って高級志向の車については「パール」と「ブラック」が人気であり、調査している私としても「またこの傾向か・・・」と考えてしまいます。

とはいえ、下取りを考慮する場合や高級志向の車ではお決まりのパターンこそが大切であり、安定した下取り市場が存在していることの安心感でもあります。

そのため、アルファードを買うなら「パール」か「ブラック」の系統で購入することがおすすめです!

これら以外の色は流通比率が1.2%とかなり珍しいために、その点で「もしかすると高値で売れるかも!」と冒険したい方は止めませんが、流行・廃りはありますので注意が必要です。

というのも、ミニバン人気がここまで長続きして、さらに発展して行くことは数十年前では全く考えられませんでしたので、今後人気がどのように転がるかは分かりませんが、またスポーツカーブームが来るとも思えませんし、下取りに出す時期には人気が維持出来ていると考えています。

その点で、アルファードは車体価格も安くありませんから購入する場合には下取りを意識して安定した人気の車体色を選ぶことが重要ですね!

以上、アルファード車体色選びの参考にしてください。